縦型動画とは、スマートフォンを縦のまま視聴する動画のことです。
スマートフォンが普及する以前は、テレビ・パソコンで動画を視聴していたため横型の動画が一般的でしたが、最近ではTikTok、YouTubeショート、インスタリールなど縦型の動画が増えてきています。
横縦動画の場合、スマートフォンの向きを変える必要があります。縦型の場合は向きを変える必要がなく、片手でそのまま視聴ができます。向きを変えるという行為すら面倒くさがるのが人間です。。
知りたい情報を検索して、すぐに回答を得られたり、多くの情報に触れられる
縦型動画は主に尺が1分未満の短尺になるため、再生時間が横型動画より短く、最後まで視聴されやすくなります。
毎日100億回以上の動画再生回数を記録しているメッセンジャーアプリ、Snapchatの調査によると
『実際に動画を最後まで視聴した人の割合を表す完全視聴率は、横型より縦型動画のほうが約9倍高くなっています。』
と報告されています。
https://www.usatoday.com/story/tech/2015/09/23/vertical-video-pays-off-snapchat/72661508/
冒頭で紹介したTikTokやYouTubeショート、インスタリールなどが流行しており、縦型コンテンツに力を入れている。
動画が次々と自動で表示され、さらにAIが自分好みの動画を把握しておすすめの動画を提供してくれるため、満足度も高い。
パソコンやテレビは横長なので縦型の動画は小さくなってしまい、見づらいです。
縦型動画の場合、スマートフォンで手に持って視聴するため、尺の長い動画は疲れてしまいます。
縦型動画の作り方は大きく分けて2通りあります。
①横長動画をリサイズ
②縦型用動画を新規で作成
詳しく解説していきます。
一つ目は、すでに制作している横型動画をリサイズして縦型動画にする方法です。
リサイズの種類を二つご紹介します。
元の横型動画
一つ目は、横長動画を縦型のフルスクリーンで表示しているため、すべてを表示できず両端が見切れてしまっています。
縦型の魅力であるフルスクリーンでの表示ではあるものの、見せたいポイントを見せることができなかったり、動画を拡大しているため画質が荒くなってしまいます。
二つ目は、元の横型動画をすべて表示させる形で縦型に差し込み、上下に余白がある状態です。こちらはフルスクリーンで没入感が演出できず、表示が小さくなってしまうものの、見切れる心配はなく、上下の余白に追加の情報を付け加えることも可能です。
すでに横型の動画がある場合や、YouTubeコンテンツの切り抜きを行う際には比較的簡単に縦型動画の制作が可能です。
抑えるべきポイント
各媒体の特徴・違い
出典:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
【誰に向けて(ターゲット)】
⇨年齢や性別、職業、動画の視聴環境
※ペルソナとは
ターゲットとなる架空の人物像を、具体的なイメージに落とし込んだもの
【何を(目的)】
【どのように】
①スマホ
基本的にiPhoneは最近のものはかなり画質も優秀で、設定をしなくても綺麗な映像が撮れる
②照明
スマホ用の三脚、スマホ用の軽い照明があると便利です。
軽量◎ 2,499円
XXZU 152cm 三脚 スマホ 三脚 カメラ 三脚 遠隔撮影リモコン 収納袋 付き 5段階伸縮 3WAY雲台 さんきゃく スタンド ビデオカメラ 一眼レフ スマートフォン 等に対応
女優ライト 2,000円
③録音マイク
スマホ用ワイヤレスピンマイク 3,880円
外付けマイク
〇照明
照明は撮影の中でも最も重要なものの一つ。カメラが良くても照明がよくなければ、良い映像にはなりません。
ここでは、一人語りの形式の場合に有効な照明テクニックを紹介します。
フロントカメラ映像
体全体に当てるライトです。少なくともこのライトは用意すると良いです。
陰影をつけ、被写体を立体的に見せる効果があります。髪の毛や体のエッジが綺麗に見えます。
間接照明や、動画で表現したいものに沿った小さな照明を背景内に入れます。必ずしも必要ではありませんが、動画内に入ってくるため分かりやすく品質をあげることができます。
〇構図
最も簡単に、クオリティが高く見せるコツは、構図を意識することです。
構図を意識する上で考えたい本質は、『バランスを取ること』です。また、TikTokの場合、上部と右側、下部で表示されない領域があるため注意が必要です。
3点構図
https://www.tiktok.com/@deadnosuke/video/7098271173997317378
代表的な編集ソフト一覧になります。
初心者向けにお勧め度を100点満点で採点したので参考に見てください。
①撮影素材の取り込み、音源の取り込み
②カット編集
③テロップ編集
④そのほか編集
より詳細に知りたい方はこちらの記事もチェック
スマホの無料動画編集アプリはこれがおすすめ。【CapCut、InShot、iMovie、VLLO、PowerDirector】|動画制作のDoFull(ドーフル)
①撮影素材の取り込み、音源の取り込み
『新しいプロジェクト』を開くと、動画を挿入する画面に遷移するので、素材にしたい動画を選択して挿入するとすぐにタイムラインに反映されます
②カット編集
カットも非常に簡単です。「編集」と書かれた箇所をタップすると「分割」というアイコンがあるので、分割したい位置に縦線を持ってきてタップするだけです
③テロップ編集
「テキストと書かれた箇所を選択して、好みのテキストトランジションを選択するとこちらも自動的に挿入されます
数十種類もあり、どれにすれば良いか迷うくらいですが、若年層が好きそうなきらきら系が多い印象です
④音関係の編集
①TikTokにログイン
画面下部中央の「+」ボタンを押します。
②撮影/アップロード
右下の「アップロード」ボタンを押します。
※その場で撮影も可能です
③動画選択
アップしたい動画を選択します。
④追加加工
「次へ」を押します。
※ここでもステッカーをつけたり簡易的な編集可能
⑤公開
上の方にテキストやハッシュタグを入れます。
右下の「投稿」ボタンを押して完了です。
縦型動画の特徴や作り方の注意点を細かく紹介してきましたがいかがでしたか?
スマホでも簡単に作ることができますので、まずは1本作ってみるのがおすすめです!
弊社であれば、縦型動画の特徴を理解し、各媒体に適した動画の制作が可能です。
DoFullを選ぶメリット
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